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動けない。

タスクが積み重なりすぎている。

学校が生徒全体に求めている要求はいくらでも対処のしようのある物だが、ぼくに対する要求は対処のしようがない。

「まだ時間はある」「この問題は解けなくても構わない」という全体に向けられた言葉と「確信を持たせるような結果を残せ」「全ての問題を取りにいけ」「お前ならば定期考査など全て満点を取れて当然なはずだ」というぼくに向けられる言葉はあまりにも矛盾している。

学校側はぼくがいくらでも、何でも要求を飲み、行動し、結果を残す人間だと思っているのかもしれない。それは学校にとっては都合のいい、自然な姿なのかもしれないが、ぼくにとってはただただ不自然すぎるのだ。

所詮人間は人間だ。どうしようもないものはどうしようもないし、自分の目的にすら必要である以上の要求や、自分の目的に必要でない事を要求をされても、モチベーションが上がるはずがない。

ましてや、それによって自分の行動が制限されているのだから尚更だ。もはや僕の精神の疲労は限界に達している。

身体の疲労がひとたび僕に現れると、それもまたぼくの行動を阻害する。それによって引き起こされる精神の疲労がぼくを阻害し、身動きがとれなくなる。身動きが取れなくなり更に疲弊した精神は、身体の疲労を引き起こす。絵に描いたような悪循環だと思う。

ぼくの目標は既にもはや己の努力の結果として求めているものではなく、「代償」としてぼくに求められているに過ぎない。

この状態を抜け出すにはどうすればいい?きっと答えは1つ、耐えることなのだろう。

状態というものは基本的に永続ではない、耐えればいい。耐えればいつか過ぎ去る。そして、過ぎ去った後、ぼくに何の後遺症も残らない事を祈るばかりだ。